2009年07月23日

米軍池子住宅建設を巡り、逗子市に「40f返還」提示

 米軍池子住宅地区の横浜市域(金沢区)に、防衛省が米軍住宅の追加建設を計画している問題で、防衛省南関東防衛局(齊藤敏夫局長)は22日、逗子市・平井竜一市長に逗子市域分およそ40fの返還を提示した。防衛省の建設計画案では、開発面積17.8fに15階建て高層マンション700戸、小学校などの生活支援施設建設が予定されている。
 今年三月、平井市長が在日米海軍のジェームズ・ケリー司令官に、逗子市が同住宅地区内に整備を予定している緑地公園用地の早期返還を要請した際、同司令官から「米海軍が使用しているため、返還は困難」という否定的な見解が示された点を踏まえ、防衛省から(追加建設を容認すれば)「返還実現に向け国としても最大限努力する」と、米軍側に返還を強く働き掛けていく意向が示されていた。
 この問題を巡っては、平成16年10月の日米合同委員会において、米軍住宅建設等と横浜市内の飛び地返還が合意されており、平成18年に「池子住宅地区及び海軍補助施設(横浜市域)における米軍家族住宅等の基本配置計画案」が示されていた。横浜市では、受け入れの方針が示されているが、逗子市では根強い反対がある。
 深い緑に包まれた池子の森は、戦前からの素晴らしい自然がそのままに残されている。昨年、一昨年と現場を視察させていただいた際にも、この自然は何としても残さねばならないと強く願ったところである。同時に、速やかな全面返還を実現しなければならないと確信した。そもそも、「緑地公園用地返還を実現するためには、住宅追加建設を容認せよ」という人質取引的な発想そのものが許しがたい。米国、防衛省が一体となり、我国固有の財産である池子を政治的取引材料にすることは許されない。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(都道府県)へにほんブログ村 政治ブログへ
政治ブログ 政治家(都道府県)
posted by 齋藤健夫 at 16:51 | TrackBack(0) | シリーズ現場訪問 米軍基地に行く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバック